Global Press2020年10月9日5 分板坂真季:体内からとめどなく伸びる生の触手。自身の内面に向き合うソーユーヌエの世界(キャプション:写真:ソーユーヌエ近影 著者撮影) 光沢ある白い磁器が形造る蛇や肉片、ミャンマー土着の龍の女神ナーガ。彼女の作品に繰り返し現れるこれらのモチーフはいつも破損し、内部をさらけ出している。そして傷口からは突き出る棘のように、侵略を目論む触手のように、または欠損を...
Global Press2020年3月1日6 分板坂真季:裸体画の歴史は繰り返す。ミャンマーLGBTアートの最前線 リッチー・テット写真:リッチー・テット近影 著者撮影 明るくポップな色彩をまとうアクリル画たち。ギャラリーの白い壁に額縁からあふれ出すブルーの草原。小洒落たカフェのような空間だが、これがただのポップアートの展覧会でないことは、ほとんどの作品に描かれているペニスでわかる。リッチー・テットの初...